フローターサーブのやり方とコツ

フローターサーブのやり方とコツ


続いてフローターサーブの説明に移ります。フローターサーブは最もよく使われているサーブで、速いスピードのサーブや変化球を打つことができるサーブになります。

フローターサーブの打ち方は次の通りです。

  • 片手でボールを持ち、片足を前に出す
  • 自分の頭の斜め前にトスをあげる
  • ボールの横を押し出すようにして打つ


トスの高さは高すぎてしまうと、返ってボールをヒットするのが難しくなってしまうので50㎝~1m程度に留めるのがベストです。

お手本動画

フローターサーブのコツ


フローターサーブは多く使われているサーブですが、ミスなく安定して相手を崩すことができるようにマスターすることは難しいと感じてしまう人も多くいます。安定してフローターサーブを打てるようになるためには、今から言う4つのコツをしっかりと押さえてから練習するよういしてみてください。

  • トスを安定させる
  • 打った後に体重移動する
  • ボールの芯(中心)をたたく
  • 腰の回転をつかってあげる


それぞれのコツについて順番に解説していきます。

トスを安定させる


これはフローターサーブ以外でも当てはまることですが、サーブではトスの位置を安定させることでボールをしっかりと捉えることができやすくなります。

高すぎるとタイミングを合わせて打つことが難しく、低すぎると打点が下がりサーブがネットを越えずにミスになってしまうことがあります。トスの高さの目安としては手を伸ばした高さを目安にあげるようにしてみましょう。

打ったあとに体重移動をする


打ったあとに前足に体重がかかるようなイメージで体重移動をすることを意識してみましょう。イメージとしては、ドッチボールで遠くに投げるときに投げたあとに1歩か2歩前に出るようにして体重移動をする感覚と似ています。


ボールの芯(中心)をたたく

手のひら全体をつかって、ボールの芯をたたくように意識してみましょう。このときに手首を巻くようにして打ってしまうとボールに回転がかかってしまい取りやすいボールになってしまいます。手首は巻かずに打ったあとに手を止めるようにしてみると無回転で予測不能な動きをするサーブが打てるようになります。

腰の回転をつかう

腕の力だけに頼ってサーブを打つと、威力が弱く飛距離の出ないサーブになってしまいます。腕だけの力にならないためにも腰の回転をつかってフローターサーブを打つように意識してみましょう。

具体的にはトスをあげて打つ前に腰を回し、打つと同時に腰を戻してその勢いで腕を振るようにしてみましょう。そうすることで、身体全体の力を上手く使ってサーブを打つことができるようになります。

フローターサーブよくあるNG例

次にフローターサーブが打てない人がやってしまいがちなNG例について解説をしていきます。

フローターサーブがなかなか入らないという人は、今からお伝えするNG例に当てはまっているかもしれないので一つずつチェックするようにしてみてください!

✖頭の真上で打っている

✖トスが高すぎるor低すぎる

✖耳の横あたりでボールを打ってしまっている

✖トスを上げたあとに何歩も移動してしまっている

→下の動画のようなフォームになってしまっていないかをまずはチェックしてみてください!