スパイクは「見てから動く」が大事!
スパイクのときに大切なのは、「トスがどこにあがったかをちゃんと見てから助走に入る」ことです。
よくあるのが、「きっとここにトスがくるだろう」と思いこんで、自分で勝手に助走を始めてしまうパターン。
勝手に決めつけて
助走を始めるとどうなる?
「たぶんここにくるだろう」と決めつけて助走を始めてしまうと、トスの位置と合わなくなることが多いです。
たとえば…
- トスが思ったより高かったり、低かったりする
- ネットから遠かったり、近かったりする
- トスがずれて、自分が飛びにくい場所になっている
こんなふうに合わなかったときは、無理やり体を合わせようとして、ジャンプの力が弱くなったり、打ちにくい体勢になったりします。
その結果、スパイクが思うように打てなかったり、ネットにかかってしまったりするのです。
「トスを見てから動く」からこそ
ぴったり合わせられる
スパイクがうまい選手は、トスがどこにあがったかを見てから助走を始めます。
もちろん、平行トスなどは、ゆっくり見てから動くと間に合わないこともあります。そんなときは、助走の最後の1歩でジャンプの位置を調整するのがポイントです。
たとえば…
- トスがネットから少し遠いと感じたら、最後の踏み込みで少し後ろめにジャンプする
- トスが高いと感じたら、少し「ため」をつくってから踏み込む
このように、助走の最後の1歩でタイミングや位置を合わせることで、毎回ちがうトスにもぴったり合ったスパイクが打てるようになります。
だからこそ、「ここに上がってくるはず」と決めつけるのではなく、トスをしっかり見て、助走の最後の踏み込みで合わせることがとても大切です。
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