踏み込みのリズム感

踏み込みは「ドン!」と一音で!

スパイクのジャンプの質を上げるには、踏み込みのタイミングがとても重要です。

特に大事なのが、右足をついたあと、すぐに左足を出して踏み込むこと。
この動きがスムーズにできると、ジャンプの勢いや高さがぐっと変わってきます。

よくあるミス:「右足 → 間があく → 左足」になっている

初心者に多いのが、踏み込みのときに…

  • 右足をついたあと、左足までに時間が空いてしまう
  • 右と左の足の音が「トン…トン」と遅い

この「ラグ(間)」があると、走ってきたスピードがうまく止まらず、踏み込みの力が逃げてしまいます。
その結果、ジャンプの高さが出なかったり、ジャンプが流れてしまったりするのです。

正しい踏み込みは「跳び箱」のように!

この動きのイメージとしてわかりやすいのが、跳び箱を跳ぶときの踏み切りです。

跳び箱では、踏み切り板に「ドン!」と両足で一気に力を入れてジャンプしますよね。
スパイクの踏み込みも同じように、右足 → すぐ左足 → ドン!と踏み切るのが理想です。

このとき、足音が「ドン!」と一音になるように意識するのがポイント。
左右の足がバラバラになると力が分散してしまうので、一気に両足で踏ん張ることが大切です。

どうすればできるようになる?

  • 助走の最後の2歩は「タン・ターン」のリズムで入る(テンポよく)
  • 左足を出すまでにラグが出ないように意識する
  • 左足を出したときに、しっかり“ドン!”と止まるように踏み込む

この一連の流れがスムーズにできると、助走のスピードがうまく止まり、しっかり力を地面に伝えて高く跳ぶことができるようになります。

まとめ:「右 → 左 → ドン!」の流れがジャンプを変える

スパイクの踏み込みでは、右足をついたあとに間をあけず、すぐに左足を出して両足で「ドン!」と力を伝えることがとても大切です。

この動きができるようになると、ジャンプの高さや安定感、スイングのタイミングまでよくなっていきます。

最初は跳び箱のような動きをイメージしながら、足のリズムや踏み込みの「音」にも意識を向けてみてくださいね。

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