アンダーでも直上パスのコツについてお伝えしましたが、同じようにオーバーハンドパスでも直上パスは基礎基本がつまった大事な練習です。
連続で落とさずに続けることが出来ることを目標にやってみましょう。
お手本動画
お手本動画注目ポイント
・おでこの位置で毎回ボールを捉えている
・下半身の力を使っている(膝・足首)
・ボールを包み込んで手首の返しをつかっている
直上パスのコツ
オーバーパスで真上にあげる場合には、あげたあとの手を真っ直ぐ真上に伸ばすようにします。
そのときに、あごが上がりすぎたり、体重がかかとに乗ってしまっていると真上に上げ続けることができずにだんだんと後ろに下がっていってしまう形になります。
ポイントとしては、
オーバー直上パスのコツ
✅素早くボールの下に入る
✅あごを少しあげた状態で上目遣いでボールを見る
✅あげたあとにしっかりと手を残す
この3つをこれまでに紹介したコツと同様に意識してみましょう。
よくあるNG例
直上パスをやってみたけれど、なかなか上手くいかない、連続でできないという人は以下のよくある失敗例に当てはまってしまっていないかをまず確認してみてください。
✖へっぴり腰になってしまっている
→直上パスではボールと頭と自分の身体が一直線になるようなイメージで行います。へっぴり腰になってしまっていたり、お尻が突き出るようなフォームになってしまうと連続で真上に上げることが難しくなってしまいます。横から見たときに姿勢が真っ直ぐになっているかを確認しながら行いましょう。
✖上げたあとに手が平泳ぎのようになっている
→オーバーパスでは上げたあとに手をくっつくけるような形で残すことが基本ですが、平泳ぎをするように手を外側に向かって離してしまうとボールは上手くあがりません。この動画のようになってしまっていないか注意してみてください。
✖あごがあがっている
→アゴがあがってしまうと後方にボールが行ってしまいます。アゴは少し引くようにして上目遣いでオーバーをするようにしましょう。
✖脇が開いてしまっている
→脇が開いてしまうとおでこの前で三角形を作ることができなくなります。脇が開きすぎないように、そしておでこの前で三角形を作ることができるように意識して行いましょう。