アドバイスを最大限活かす方法

ここでは他の人からもらったアドバイスを最大限活かす方法についてお伝えしていこうと思います!

アドバイスをもらうためには

アドバイスを最大限活かすためには、まずはアドバイスをもらうための姿勢を作ることが重要になってきます。

アドバイスをもらうために重要なことは、相手にとって「この選手にはアドバイスしがいがある」と思ってもらうことが何よりも大切です。

そして相手に「アドバイスしがいがある」と感じてもらうためには、言われたことがすぐできるかできないかは置いておいてまずはアドバイスをされたことをすぐに実行できるかどうかで印象がだいぶ変わってきます。

監督の立場になって考えてほしいのですが、「この選手はアドバイスをしても素直に実行しないしな…」と思われてしまうと、アドバイスをしようという気にならなくなります。

なので、まずはアドバイスをもらう回数を増やすためにも言われたことはその場で一旦実行してみるということを必ず心がけるようにしてみてください。

また、自分から積極的に聞きにいくことも大事です。相手に熱量が伝われば、そのぶん自分のことを見てくれる回数も自然と増えます。少し勇気がいるかもしれませんが、一旦自分で考えたけれども分からないことがあれば勇気を出して聞きにいってみてください。

アドバイスはただ受け取るだけじゃダメ
スポンジのように情報を選ぶこと

アドバイスを受け入れて素直に実行することは非常に大切ですが、実はそこには落とし穴がある場合もあります。

アドバイスが全部正しいということはありません。もちろん、アドバイスをする人も良かれと思って言ってくれていると思いますし、同じアドバイスでもAさんにとってはピッタリだけども、Bさんにとってはイマイチ…ということもあります。

また真面目な人がよくあるのが、アドバイスをもらえばもらうほど、何が何か分からなくなり、パニックになってしまうということです。

そうならないために必要なのが、アドバイスの取捨選択です。そしてアドバイスの取捨選択をするためのもっとも重要な考え方としては、”スポンジのような人間になる”ことだと私は思っています。

アドバイスを取捨選択するためには

スポンジのような人間になり、一度全部吸収したあとに必要なことだけ吸収したままにし、いらないものは絞って外に出す


スポンジをイメージしてほしいのですが、スポンジというのは一回でかなりの量の水を吸収してくれます。そしてそのスポンジは絞るとすぐに水が出てもとの状態に戻りますよね。

それと似ていて、アドバイスをもらうときにもそれが自分に合いそうか合わなそうかに関わらず、一旦はすべてを吸収して実行に移してみます。そして実行に移したあとに、”これはもっと継続したら結果が出そうだ”と思ったものはそのまま吸収した状態で、”やってみたけど正直しっくりこない”と判断したら思い切って外に吐き出すようにしてみてください。

大事なのは、必ず一回は実行に移してみることです。やってもいないのに「これはダメだ」とアドバイスを捨てるのは損をしている可能性が高いので、実行したあとに取捨選択をするようにしてみてください。

受け身にならず自分で考える

アドバイスを沢山もらうのに、なかなか成長しない人の悪い特徴として”すべて受け身になってしまっている”ことが挙げられます。


アドバイスをされたことに対して、「とにかくやればいい」と脳死のような状態で思ってしまうのはかなり危険です。理由は、分かった気になったつもりで本当は理解ができていなかったり、やるべき優先順位を無視してどんどん違うことに手を付けてしまう可能性があるからです。

ここで大事なのは、アドバイスをされたときに「なぜこのアドバイスをされたのか」「アドバイスをもっと他のことにも活かせないか」についてしっかりと自分の頭で考えることが大切です。

ポイント

アドバイスをされたときには「なぜそのアドバイスをされたのか」「もっと他のことにも活かせないか」など、受け身になるのではなく自分の頭でも考えることが大事。

アドバイスは
”記憶”ではなく”記録”する


人は恐ろしいほど忘れる生き物です。20分後には4割のことを忘れていて、1日たつと7割以上のことを忘れている状態だと言われています。


つまり、毎日の練習のなかで言われたアドバイスやチーム全体に向けて監督が話していたことは1週間後にはほぼほぼ覚えていない状態なのです。

だからこそ、アドバイスをされたことを記憶するのではなく、記録として紙に書いて残しておき何度も何度も読み返してそして実行することで本格的に身に着けることができます。

もっというと、アドバイスをされたことを忘れ、それができてもいないのに次から次へと違うことまた違うアドバイスを実行しようとするから伸びるのが遅くなりますし、中途半端になってしまいます。

誰しも調子が悪いときはあるかもしれませんが、そんな自分を助けてくれるのもこのとき書いたアドバイスを見返すことで、良いプレーをするためのヒントになるかもしれません。

アドバイスをもらったときには、必ず紙に書いて忘れないようにする習慣をもってください。実際私は今でも人からもらったアドバイスは自分のパソコンになかに全部メモをして見返しています。

また、見返していると3ヶ月前も同じことを言われている‥というように自分がずっと出来ておらず注意され続けていることがあることにも気づけます。ぜひ、記憶ではなく記録してもらったアドバイスを有効活用するようにしてみてください。

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コメント

    • 髙橋 愛美
    • 2022.11.28 4:47pm

    これからバレーの時はメモとペンを持って
    すぐに記録できるようにします。